七夕に・・・・



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現代の私たちにとっては、七夕は夏の行事ですが、
江戸時代には、秋の行事でした。
旧暦を用いている江戸時代は、夏は4,5,6月。
7月は秋になります。

七夕は牽牛と織女が天の川で逢瀬を楽しむ日。
ところが現代の7月7日は梅雨のど真ん中ですよね?
「五月雨を集めてはやし天の川」状態でしょ?
五月雨は梅雨ですし、五月晴れは梅雨の合間に晴れるから五月晴れ。
やっぱり旧暦じゃないと、季節の行事も意味がなくなります。




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宮中では古くから、
七夕には七百首の歌を詠むなどの遊びをしていましたが、
江戸時代も中盤を過ぎますと、
すっかり庶民の行事になりました。
色紙で作った吹流しや網、紙で作った大福帳やひょうたんに西瓜、
願い事を書いた短冊などで飾り立てた短冊竹を、
屋根に掲げます。



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6日の未明から江戸の空は、この短冊竹で覆い尽くされます。
壮観です!! (いいえ、私は見ていません!)
早朝、子どもたちは里芋の葉にたまった露で墨をすり、
字が上手になりますようにと願いをこめます。
娘たちはお針がうまくなりますようにとか、
恋の願いとか・・・これは和歌に託すのね、
短冊に書いて飾ります。

七日いっぱい飾ると、夕方には全部下ろして、
川や海に流します。


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琴座のベガ(織女)と、鷲座のアルタイル(牽牛)は、
天の川をはさんでデートするのですから、
やっぱり秋の晴れ渡った夜空でなくっちゃ
かなわぬ恋になっちゃうと思いません?




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とは言っても、7月7日であることにも、意味がありますから、
新暦の7月7日に笹飾りをして、お願い事をし、
旧暦の7月7日(今年は新暦8月26日)に、空を見上げ、
天の河原のデートを、拝見いたしましょうか・・・・グッド・アイディア!
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by edo-ukiyo-doll | 2009-07-07 12:30 | 江戸歳時記 | Comments(0)

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