煙、もうもうの蚊やり。

日本の夏、緊張の夏(!)
恋の季節だけでなく、蚊の季節ですから。
「プ~~~~ン」「パチン!」
て、「どこぶってんだよ!」とケンカにもなります。

さて江戸は水の都だっただけに、蚊の都でもありました。
ブタの蚊やりに蚊取り線香をつけて・・・
残念ながら、蚊取り線香は江戸時代にはまだありません。
あれは明治20年頃、
アメリカから上山英一郎(大日本除虫菊の創立者)が、
除虫菊の種を仕入れ、栽培して初めて蚊取り線香ができたのでした。

では江戸時代には、どうやって蚊を退治していたのでしょう?
植物をいぶし、その煙やにおいで追い払うだけでした。
かやの木や、そのおが屑、ぬか、松葉、ヨモギ、杉、松の皮などを、
炭でひたすらいぶしますから、その煙いこと!
って、私は体験したわけではありません(笑)
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               でも右の浮世絵をごらんください。
               明和(1764~71年)期の蚊いぶしのシーン。
               まだ陶器の蚊やりではなく、
               火鉢でいぶしています。

f0186852_2002622.jpg



    こちらは、幕末に近い時代の蚊やり。
    煙がものすごい!
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            これもおなじ頃の浮世絵です。
            どんなに煙かったか、画からもわかりますね。


蚊やりは陶製で、お皿の上に松葉などをいぶし、
それにいくつも穴のあいた円筒形や、球体状の覆いをかけます。
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by edo-ukiyo-doll | 2009-08-06 23:37 | 江戸歳時記 | Comments(0)

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