「ほっ」と。キャンペーン

威勢よく菖蒲打ち

やっと暖かなゴールデンウィークを迎えられそうですね。

さて5月は「端午の節句」ですが、
本来は旧暦なので、梅雨の頃に端午の節句は行われます。
五月晴れの空にこいのぼりが・・・
という「五月晴れ」も、現代の5月ではなく、
梅雨の合間の青空を指します。

f0186852_1322259.jpg


端午の節句は中国から伝わり、
宮中でも行事として取り入れられていましたし、
江戸時代になって、
武家も端午の節句に使う「菖蒲」が「尚武」につながるとして、
大いに好まれました。

そして庶民にも広がっていきますが、
武家のようには行きませんので、これをアレンジして
どんどん取り入れていきます。
そのひとつに「菖蒲打ち」という遊びがあります。

f0186852_1892262.jpg



菖蒲の長い葉を編んで、これを地面に打ち付け、
大きな音を出せた子が勝ち。
あるいはこれが切れた子は負け・・・
なんて遊びです。
この遊びは江戸時代に、それまで端午の節句には
「印地」という石投げがあったのですが、危険なことから禁止されてしまいます。


そこで生まれたのがこの菖蒲打ちでした。
皐月は「忌み月」ともいわれ、悪鬼がはびこる月なのです。
(この「忌み月」は説明が必要ですが、長くなるので、またの機会にいたしましょう)
そこで菖蒲打ちには、地面を打って邪気を追い出す・・・・
という意味があったのです。
今でもこの遊びが残っている土地もあるようです。



菖蒲がスーパーなどの店頭で見られます。
せめて菖蒲湯にでも入り、邪気を追い払うといたしましょうか。
[PR]
by edo-ukiyo-doll | 2010-04-30 13:27 | 江戸歳時記 | Comments(0)