もう、そろそろ終わりかけ・・・、
きょう、あらためて目にとまったのがサザンカ。
山茶花と書きます。
椿の親戚、いえ、兄弟。
原産国は日本、九州や四国のものが原種とか。
英語の名前もSasannque camellia。
椿と見分けが付きにくいのですが、
花びらがハラハラと一枚ずつ散るのが山茶花。
街路樹として、あるいは生垣に山茶花は多く用いられているようです。
ここ数年来、なぜか椿が好きになり、
椿かと思いきや近所にたくさん咲いているのは山茶花と知り、
冬も半ばを過ぎますと、木の下にまあるく、
敷き詰めたように散った花びらの、
ビックリするほどのあざやかさ。
色彩に乏しい冬の、目を引かれるいろどりです。
江戸時代に、
長崎出島のオランダ商館の医師をしていた
ツンベルクによって、
西欧にもたらされたといいます。
江戸時代初期には
すでに50種類あった山茶花は、
この時代に改良され、
現在では90種類に及ぶのだとか。
これはもしかしたら椿かもしれません。
間違えてたらごめんなチャイナ!
しろ、ピンク、まだら(?)
一重に八重に、八重なんかはほわぁっとしていて、とってもきれい。
♪さざんか さざんか 咲いた道 たき火だ たき火だ 落ち葉たき♪
の光景は、今は都心では規制がありますのでみられませんけれど、
ちょっと郊外では、所々に煙が上がり、
でもあれは虫を駆除するために焼いているのでしょうね。
でも、田舎育ちの私には、と~っても懐かしい匂いです。