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寒い日のドルチェ「お汁粉」

この前まであんなに暖かかったのに、
また急に寒くなってしまいました。
寒い夜には、これ!
「お汁粉」です。

基本的に甘いものは好きではないのですけれど、
そして基本的にお餅は好きではないのですけれど、
お汁粉がいただきたくなるときがあります。

小豆が特に女性にはいいといわれますので、
最近は小豆を良く煮ます。
小豆だけでもおいしいのですが、
ビジュアル的に、こんがり焦げ目のついた、小さなお餅が入っていたら・・・
と、お餅を小さく切って焼くことになります。

お汁粉と善哉(ぜんざい)のちがいはなにか?
よく言われますが、
東京と関西では違うようです。
でも一般的には、お汁粉は汁が主体で、
田舎汁粉は粒あんが入っており、
御前汁粉はこしあんで・・・というようです。
善哉はまるっきり粒あんの中にお餅などが浮かぶ、
またはお餅の上に粒あんを掛けるのだとか。


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  右は広重の描いた廿六夜待ちの図に
  ずらり並んだ屋台の中の「しるこ屋」。




江戸時代にできたお汁粉ですが、担いでも汁粉屋は売り歩きました。
たいていは雑煮も売っていて、あんどんには「正月屋」と書かれています。
餅を扱うからかもしれません。


また、店構えの「汁粉屋」もあり、
いまでいう「甘味処」ですけれど、
デートの場所として、個室も用意されていました。
汁粉屋からでてきた若衆髷の紅顔の美少年と、
うら若き乙女のツーショットの浮世絵をみつけたのですが、
ひゃ~! 探したけどみつかりません。
かわりに、料亭のごとき汁粉屋発見。

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『鬼平犯科帳』でも、兎忠(うさちゅう)こと、同心の木村忠吾が
好きなのは、浅草の汁粉屋「松月庵」とあります。
江戸時代には、お汁粉は、
今よりもっと身近な、人気の食べ物だったのですね。



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上は北海道のネット友だちに教わって作った「かぼちゃ汁粉」。
蒸したかぼちゃをマッシュして、粉を加えて茹で上げ、
煮あずきの中に入れます。
想像以上のうまさです!
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by edo-ukiyo-doll | 2011-03-07 15:08 | 江戸の食べ物 | Comments(0)