人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Edo-CoCo

edococo.exblog.jp
ブログトップ

テレビのお仕事



2月1日の茶話会を目前に、風邪は治らず、
一呼吸ごとに咳き込み、グ、グルジイ~!!
まだ半分寝たり起きたり、これで茶話会は間に合うだろうか・・・
レジュメどころか話の構想も立っていない・・・。
という状態のところに突然やってきたのが、
テレビ番組制作会社Eからのメール。



「たけしのニッポンのミカタ!」という番組に、
『江戸浮世人形』使わせていただけないか。
風邪と茶話会準備で参っている上、
その内容があまりにも途方もないご要望だったので、お断りしたが、
内容を変更してまでのご熱心さに根負けして、
ついにお引き受けすることになった。


本来ならそういうご依頼には、
最低でも1週間の準備期間をいただくのだが、
今回は準備に1夜しかない。
急遽、ご希望の作品が大量なため、宅配便で送る。


収録日当日。
朝5時起きで天王洲スタジオに入ると、制作会社の担当の方が、
作品の入った宅配の荷物を持って来てくださり、
セットアップの部屋も、タレント用のメイク室を確保してくれていた。
これだけのスペースがあれば、セットアップもらくだ。








テレビのお仕事_f0186852_1242567.jpg

大作の「百菊見物」も、テーブルに広げられる。

テレビのお仕事_f0186852_1252086.jpg
他の作品はメイク用のテーブルで。
電源も洗面所もあるので便利この上ない。



さて、これをスタジオまで運ぶには、立っている人形は一旦倒し、
指定された場所へ運ぶ。
完全セットアップしおわり、それからがまた大変。
カメラさんが、2センチ右とか、5センチ上げて・・・・
ってなことを言うと、美術さんが急遽、台を作ったりするのだが、そのすばやいこと。

ライティングにカメラワーク・・・・・・何度も何度も修正し、
最もよい状態を作り出す。

タレントさんが入る前に、スタッフが実際にテーブルに座り、
台本を読み上げて、カメラリハーサルをやる。
それが終わって、司会の国分太一さんがスタジオに入ってきた。
この時までに疲労の極みに達していたので、
なにかあったら呼んでくださいと頼み、
メイク室で半分寝ながら、モニターを見ていた。

ゲストの歌舞伎の市川左團次さん、東貴博さん、
ももいろクローバーZの百田さんもテーブルにつき、待つこと20分あまり。
たけしさんが登場し、国分さんの司会でトークが始まった。

『江戸浮世人形』は、メインテーブルに並べられ、
出演者が映ると同じ画面に映し出される。
収録の後カメラさんが、拙作を1点ずつ念入りに撮影していた。




テレビのお仕事_f0186852_1272378.jpg

セットアップに用意された部屋は、運河を望むステキな風景が。


この番組をご覧くださった方もいらっしゃると思うが、
放映されたものは、収録量の6分の1程度。
トークの出演者シーンも、同じく6分の1程度。
それでも『江戸浮世人形』、作者:岩下深雪
とテロップを2秒ほど入れてあったので、一応の約束は守っていただいた次第。

深夜帰宅で、翌日の茶話会用のレジュメと台本を作り、
さて茶話会の講演中、目を開けていられるか怪しかったが、
なんとか話ができた。

『江戸浮世人形』は、3度目のテレビ出演だったが(作者は出たことはないッス)、
テレビのお仕事は、もうねえ・・・た~いへんなのよ。

テレビのお仕事_f0186852_1275432.jpg


















※注 事前の番組告知は禁じられておりましたので、事後のご報告になりました。
   スタジオで撮影した写真の掲載も禁じられていますので、ご了承ください。

   尚、放送は2月21日(金)のスペシャル枠でした。










056.gif

by edo-ukiyo-doll | 2014-03-02 12:22 | ご報告など