以前からリクエストの多かった、お酉さまの「熊手」のワークショップをしました。
本来ならば、粘土も使うので、週1回、2回にわたってのワークショップですが、
遠方からのご参加なので、1回で終われないだろうかと・・・・。
そのためには、粘土を使うパーツや、その他手間のかかるパーツは、
こちらで用意することになりました。
さて、これは工房が生徒さんの見本として作った熊手。
10:00からの開始で、見本の熊手をバラバラにして、
パーツづくりの作業を一通りできるようにしました。
必要なものは、
熊手・・・・・・市販の物
粘土のパーツ
おかめさん
俵
丸松
梅が枝と梅の花
厚紙のパーツ
千両箱 2枚
小判 5枚
鯛 2枚
蕪
巾着
打ち出の小づち
サンゴ
松・竹・梅
以上の物を事前に手作りしてすべて用意しておきました。
もし生徒さんが、このパーツから作るとなると、作り慣れてないこともあり、
5日ほどかかりそうです。
これは熊手の構成と、作業のその手順。
それでもご自分で「作った感」を体験していただくために、
ほんの少しパーツの仕上げもやっていただきます。
俵にタコ糸を接着する作業から始まり、
彩色の前に下地材を塗ります。
ここですでにお昼時間。
午後はどんどん彩色していきます。
鯛は赤色を塗り、白線を描くだけですが、
絵の具の扱いが難しいと。
おかめさんは、それぞれの方の個性が表れ、
どの方のおかめさんもステキにできました。
最後に、稲穂をつけて、出来上がり!
メインになるパーツの位置はありますが、
あとは自由な配置なので、自分だけの熊手に皆さんご満悦。
時間は予定を2時間オーバーしましたが、
来年もまた作りたいとのこと。
楽しんでいただけて、苦労も吹っ飛びました。
来年も楽しんで作りましょうね!