11月19,20日は、3回目の岡山茶話会でした。
倉敷の常連さんからのお声がかかり、
その方のお邸での開催でした。
前回もそのお邸ででしたが、
今回は敷地内にある大きな蔵をリノベーションした
素敵なスペースを使わせていただきました。
土曜日は午後と夜の2回の講演。
日曜日は午後の講演の、3回でしたが、
50人ほど参加されました。
作品をお買い求めになりたい方もいらっしゃるというので、
お手頃な作品もたくさんご用意し、
おかげで見ごたえがあったと言っていただけました。
テーマは「江戸の暮れ・江戸の初春」。
師走の意味に始まり、
⒔日の煤掃きと「忠臣蔵」の関係。
鳶の餅つきと長屋の餅代の話。
江戸時代、除夜の鐘や、現代のような初詣はなかったこと。
元日は節分かも、とか、
江戸の庶民は寝て過ごす元旦などなど、
意外なことにもご興味持っていただけました。
そして「今うかがった江戸のことは、少し前までやってましたよ」、
と私より年上の方々がおっしゃってました。
餅つきや七草の事など、
倉敷にはちゃんとそういうしきたりが受け継がれていたのでした。
以前、田中裕子先生がおっしゃっていた
「江戸を知るには、江戸を離れよ」
というのはこんなことも含まれているのだなあと、
しみじみ思った茶話会でした。
茶話会の写真撮り損ねたので、倉敷美観地区の秋です!
倉敷のみなさま、本当にありがとうございました。