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江戸の節分



江戸時代、節分・立春と、大晦日・元日は違っても数日。
ほとんど重なりますから、
鏡餅のお供えのの横で、節分の豆をいる、
なんてこともあるわけです。

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   上の画の左上に、お供えの鏡餅が描かれています。
  幕末の国周「鬼ハ外福ハ内」
  
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寺社では「節分会」や「追儺(おにやらい・ついな)」といって、
一大イベントを開催します。
浅草の浅草寺や、亀戸天満宮などは『江戸名所図会』にも登場します。


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              浅草「浅草寺」の節分会のようす


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 上の画を拡大しています。

  柱の上から、節分の守り札をまき、

  遠くまで行くようにでしょう、
  大きなうちわで扇いでいます!

 




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右上は江戸の亀戸天満宮の「追儺」
・・・・「おにやらい」とよみます。

(雑司が谷鬼子母神では同じ字を書いて
「ついな」とよびます
)

かがり火をたき、神楽を演奏します。

赤鬼と青鬼登場!

鬼は2本の角と4つの目を持ち、

猿の毛皮をかぶって、鹿の角の杖を突いています。

(かんなぎ)が登場し、鬼と問答をはじめるのですが、

鬼が負けちゃうのね。

巫さんは御幣の突いた杖で鬼を打ちますと、

供の者たちも次々打ちかかり、鬼たちを追い払います。




こんな節分のイベントが江戸中に繰り広げられ、

お屋敷の人も長屋の人も、 わんさか出かけて行くわけです。

「もうすぐ正月でえ、なあ、金の字!」

「だな、その割にはゆんべは雪だったな」

「なに、梅も咲いてらい。正月はあったけえさ」

な~んてなこと、言いながら、いそいそ出かけたのでしょうね。









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by edo-ukiyo-doll | 2019-02-02 11:00 | 江戸歳時記

「江戸浮世人形」人形師・岩下深雪の江戸はここにあり       ホームページ開設 http://edoukiyoningyo.edo-jidai.com


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