10月18日(土)、第2回岡山茶話会を開催しました。
4年ぶりの岡山茶話会は、
最初の茶話会にご尽力いただいた方からのご希望により、実現いたしました。
今回は、個人のお宅で知り合いの方だけでということになり、
公募しなかったことを、ご了承ください。
「かがやく江戸の子どもたち」と題して、
前回の個展のテーマとなった、江戸の子どもたちについてお話しいたしました。
広いお座敷の二間をお借りし、大きな床の間に緋毛氈までご用意いただき、
写真のごとくの展示です。
岡山もまた<お接待の>お国柄でしょうか。
朝早々と、祭ずしを2升も作ってきてくださったり、
お煮しめのお重やら、大鉢にサラダ、お吸い物などが、二つの座卓に並び、
なんと茶話会の前に、会食会が始まりました。
江戸の子どもたちの生態系? 「遊び」「学び」「行事」「ファッション」について、
現代や、当時のヨーロッパ(イギリス)との比較も交えながら、
2時間にわたってのお話でした。
茶道の教師の方がお抹茶をたててくださり、
持参した「あも」という菓子ともよく合い、さまざまに話も弾み、
楽しい茶話会となりました。
が、休み時間もそこそこに、6時からは夜の部の開催です。
最後のお客様を送り出したときには、
さすがにヘロヘロでしたが、
すぐに作品の撤収と荷造りをしないと、明朝には帰るのです。
今回は一人での開催でしたので、心身ともにしんどかったですが、
翌日は、倉敷のお祭り!
美観地区で企業や商店が、所有する屏風を展示して、見せてくれます。
江戸時代や明治時代の屏風が町並を彩ります。
大混雑の祭の美観地区には、こんなにひっそりとした庭園もありました。
素隠居という人々も出現して、このお面を冠った人に団扇ではたいてもらうと厄除けになるのですって。
子ども素隠居もいて、多くの素隠居にはたいてもらえたので、
しばらくは、息災でいられること間違いなし!
後日、主催してくださった方から、
とても楽しい茶話会だったという声が多く感激でしたと、
写真とともに、ていねいなお手紙をいただき、
頑張ったかいがあったとうれしくなりました。
掘割のステキな倉敷美観地区
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